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「為替(かわせ)」って何だろう?

子どものころから「お金」について学ぶことは、世の中の仕組みを知り、経済観念を育てることにもつながっていきます。また最近では、大人にとってのお金の常識も変化しています。そこで、この連載では、親子どちらにとっても学びとなるお金の知識をご紹介。第3回目の今回は、為替について説明します 。

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異なる国同士で
お金を交換する「為替」

 「為替」の元々の意味は、お金を直接使わずに支払いをすること。手形、小切手などを使っての取引が代表的ですが、銀行での振込や口座振替も為替の取引の一つです。日本の国内で行われる為替の取引は「内国為替(ないこくかわせ)」と呼ばれるのに対し、国境を越えて異なる国同士で行われる為替の取引は「外国為替(がいこくかわせ)」と呼ばれています。現在は「為替」というとこの外国為替を指すことが一般的。今回は、この「外国為替」について説明します。
 外国から食料品を輸入したり、外国へ日本の製品を輸出するときには、国によって使えるお金が異なるため、取引するには外国か日本かどちらかが一方のお金に変換をする必要があります。その結果、為替という言葉は、「異なる国同士でのお金の交換」という意味でも使われるようになりました。「国同士でのお金の交換」は、「外国為替市場」という市場で、1ドル=100円のように「為替レート」と呼ばれる交換比率にのっとって行われます。

毎日変わる?
外国から見た日本のお金の価値

 モノの値段と同じように、外国や日本のお金の価値も需要と供給のバランスによって変動します。円が欲しい人(需要)が増えると円の価値が上がり、円が欲しい人が減ると円の価値が下がります。円の価値が上がった状態が「円高」、円の価値が下がった状態が「円安」と呼ばれる状態です。
 モノの値段と違うのは、変換する外国のお金との関係によっても変動すること。シーソーのように、一方の国で使われているお金の価値が上がると、もう一方の国で使われているお金の価値は下がるのです。需要と供給、変換する外国のお金との関係などによってお金の価値は変わるため、その価値は日々変動し続けています。昨日や一週間前など、過去お金の価値が高かったのか低かったのかは、各銀行のホームページなどから、「為替チャート」と呼ばれるグラフで確認することができます。

 円の価値とよく比較されているのがドルです。円の価値が上がりドルの価値が下がった状態を「円高・ドル安」、円の価値が下がりドルの価値が上がった状態を「円安・ドル高」と呼びます。
 例えば、以前は100円を1ドルに変換していたのが、80円で1ドルに変換できるようになれば、20円少なく変換できることになります。これは、円の価値が高くなったと考えられるので、円高・ドル安の状態といえます。円高・ドル安になれば、日本では外国のものが安く買えるというメリットがある一方で、日本の製品は高額だからと外国に売れにくいというデメリットもあるように、円高・円安にはそれぞれ良い面と悪い面があるのです。

コラム

外国のおこづかい事情

 日本の小学校低学年の子どもは、約8割がおこづかいをもらっているといわれています。その多くは、毎月定額の金額をもらう、もしくは必要になったときにもらう、という形ではないでしょうか。しかし外国では、労働の対価としておこづかいをもらっている国が多いとされています。洗い物やベッドメイキングなどのお手伝いに対して、親からおこづかいをもらうことで、子どもも大人が仕事をしてお金を得ていると理解できる効果があるようです。
 おこづかいを定額制にするのも良いですが、お手伝いの対価や勉強のご褒美など、渡し方を工夫し、金銭教育へ有効活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ
(外国)為替は、お金が異なる国同士で、商品を買ったり売ったりするために活用されます。日によって変動しているため、外国の商品を安く買えるときもあれば、高く買うしかないときもあります。スーパーなどで輸入品の値段が変わるのは、この為替による影響も一つの要因です。身の周りにある商品から、子どものお金の勉強につなげてみるのも良いでしょう。

次回は「キャッシュレス決済」についてのお話です。

参考:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」

※この記事内容は、執筆時点2024年4月3日のものです。

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